5月11日(月)の手紙



『それから人々にむかって言われた、「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」』ルカによる福音書12章15節


聖書は、もっと多く…と追い求める事を「貪欲」と呼んでいる。
イエス様は弟子達に、ある金持ちのたとえ話をして、貪欲にならないように警告された。

この金持ちは、豊作であり余る穀物を持っていた。
彼の問題は、豊作の穀物ではなく、倉を大きくしようと決めた事でもない。
問題は、人生のすべてを財産に託していた事だ。

彼は、物質的なもので安心して、神の前に富まなかったのだ。
彼は、愚かだった。
神様の知恵と教えを、人生の基軸としなかったからだ。
彼は、今だけを見て、将来は安泰だと思い込んで生きていた。

目的の乏しい人生は、財布の中身の乏しい人生以上にひどいものだ。

よい人生は、持ち物にあるのではない。
より多くのものを得て、安心しようとあくせくするのではなく、自分の人生や自分に与えられたものを、神の御国のために用いよう。

それによって、真の満足を得る事ができるのだから。

God Bless You!!


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