2018年6月28日(木)
『いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。』コリント人への第一の手紙13章13節
シュトゥットガルトからシュヴァーベンの山地にかうと間もなく、ホーエンノイフェン城が見えてさます。
けわしくそびえる頂に、ぶなの葉陰から、白い砦が突き出ています。
そして塔の上に旗がなびきます。
イエス・キリストの教会は、まさにこのように、低地から抜きん出てそびえ立つ城です。
壮大だと思いませんか。
同じことを主イエスも言われました。
「山の上にある町は隠れる事ができない」。
主はご自分を信じる者たちの教会のことをさして言われたのです。
預言者イザヤを通して、「あなたは、あなたの域壁を救いと呼び、あなたの門を賛美と呼ぼう」と仰せになった時、神は確かにこのようなイメージを描かれたことでしょう。
それゆえ私たちが「キリストの教会は低地からそびえ立つ城」であると考えても、おかしくはありません。
そして、きょうのみことばのうちに、各旗が三つの塔にひるがえるようすを思い描くことができます。
信仰、希望、愛の旗です。
また、人はキリストの教会に、今度は譬え抜きに、人々の心に働く聖霊の、三つのいのちのあかしを認めることができます。
第一は不動の信仰です。
「私がよって立つ土台は、キリストとその御血…」。
第二は生ける望みです。
「わが救い主イエスは生きたもう。私はそこにいのちを見いだそう」。
そして人々がキリストの教会に認める第三は愛です。
この愛は「人は私に何をしてくれるか」を問わず、「私は人に何をしてあげられるか」を考えます。
主よ。
私たちの旗印が、時にだらしなく垂れ下がるのを、お赦しください。
聖霊の風にはためかせてください。アーメン
God Bless You!!
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