2017年3月11日(土)
『あなたがたの宝のある所には、心もあるからである。』ルカによる福音書12章34節
イエス様に、「私と遺産を分けるように私の兄弟に話してください」と頼んだ人がいた。
主は彼らの願いを退けられたけれど、その人に良いことをしてくださった。
「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。
たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」と語られ、彼の願いの裏に隠れている動機を指摘され、その行き着くところを示された。
イエス様は、豊かな収穫を得た人のたとえ話をされた。
彼は富を蓄えて増やし、豊かな人生を楽しむ計画を立てた。
だけど、この話は次のように締めくくられている。
「すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。
そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」。
貪欲になっても、究極的には、どんなものもなくなったり壊れたりする。
更に、私達自身もいつかはこの世を去る。
だから、天に宝を蓄え、霊的なことに投資し、「神に対して富む者」になるほうが、よほど得策だ。
God Bless You!!
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