2017年1月20日(金)
『王はひじょうに悲しみ、門の上のへやに上って泣いた。彼は行きながらこのように言った、「わが子アブサロムよ。わが子、わが子アブサロムよ。ああ、わたしが代って死ねばよかったのに。アブサロム、わが子よ、わが子よ」。』サムエル記下18章33節
ダビデ王は、息子アブサロムとの関係を悔やんでいた。
アブサロムは、妹のタマルを強姦したアムノンをダビデが罰しなかったことに怒り、アムノンを殺して逃げた。
家来のヨアブは、逃亡中の息子の帰りをダビデが望んでいることを知っていたので、アブサロムを連れ戻そうと働いた。
だけど、この親子の関係が修復することはなかった。
アブサロムの恨みは戦争に発展し、やがて彼は戦死する。
ダビデ王にとっては、つらい勝利だった。
彼は壊れた親子関係を悔い、息子の死を嘆いた。
だけど、どれほど嘆いたところで、彼は戻っては来ない。
ダビデの経験から、壊れた人間関係について学ぶことができる。
問題を正すのは容易ではなく、大きな痛みが伴うかもしれない。
だけど、「生きているうちに」できることをしておいたほうが、ずっと良いはずだ。
壊れた関係は修復できるかもしれないけれど、受け身ではいけない。
まず、神を知っている者が動かなければいけない。
God Bless You!!
a:201 t:1 y:0