2017年1月19日(木)
『あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはならない。』コロサイ人への手紙3章2節
「伝道の書」を書いたソロモンは、非常に裕福な人だった。
彼は、地上に天国を造ろうとして、際限のない贅沢をした。
だけど、彼の心が満たされることはなかった。
彼は、本当に幻滅して、ただひとこと「むなしい」とだけ言った。
二章だけを見ても、「むなしい」という言葉を八度も連発している。
「日の下」の人生にだけ目を向けている限り、彼の心は空虚で、満たされることはなかった。
地上に天国を造ろうとする努力は、結局のところ無意味に終わる。
やがて、すべての財産を放棄せざるを得なくなる。
それは、誰かのものになる。
そして、自分は去っていくのだ。
あなたがクリスチャンなら、キリストが天に家を準備してくださるという約束に期待することができる。
パウロが、神からいただいたものを楽しむ人々に、「地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい」と語ったのはそのためだ。
地上に天国を見つけようとしても、無駄なことだ。
どれほど探しても、見つからない。
心を天に向けている者は、地上のものには執着しないものだ。
God Bless You!!
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