2014年2月7日(金)
『だから、彼らのまねをするな。あなたがたの父なる神は、求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである』マタイによる福音書6章8節
聖書は、神様に願い事を知っていただきなさいと語っている。
だけど、祈りとは、神様に願い事を知らせるだけじゃなく、もっと奥が深いものだ。
弟子達に祈りを教えられた時、イエス様は、まず、こう言われた。
「あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです」と。
いわゆる「主の祈り」は、天の父との間に、信頼関係を育てながら成長していくための祈りであって、神様に願い事を叶えてもらうためだけの祈りじゃない。
私達の信仰が成長するにつれて、主と親しく語り合うようになるだろう。
C・S・ルイスは、晩年に「もし、神が私の愚かな願いをすべて叶えてくださっていたら、今の私はどうなっていただろう」と書いている。
祈りは、本当に必要なものを神様からいただくために、神様の臨在の内に私達を置いてくれるものなのだ。
私達にとって、最高の特権は、神様に話す事。
そして、祈る者にとって最大の義務は、神に聞き従う事だ。
God Bless You!!
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