2014年2月5日(水)

2014年2月5日(水)


『耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、隠されているマナを与えよう。また、白い石を与えよう。この石の上には、これを受ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』ヨハネの黙示録2章17節


イエス様が、ペルガモの教会に宛てたメッセージには、「白い石」に「新しい名」が書かれているという、奇妙な一節がある。
これは、何を意味しているのだろう。

もっともらしい説が、ふたつある。
ひとつめは、古代の法廷では、被告は判決が有罪だと自分の名前が書かれた黒い石を、無罪だと白い石を受け取った事に由来するというものだ。

イエス・キリストを信じて救われた人は、神様の審判では無罪判決を得る。
私達は、罪を勘弁してもらえるので、ホッと胸をなでおろす事だろう。

もうひとつの説は、古代オリンピックで競技者が勝つと、白い石が与えられた事に由来するというものだ。
その石は、名誉の印だった。

ふたつの説を一緒にすると、クリスチャンのあるべき人生がバランスよく示されている。
私達は、神様の慈しみによって、信じるだけで救われるという恵みにあずかっている。

だけど、クリスチャンは、自分を救ってくださったお方に従順に生きて、真摯に仕えようと、ひたすら努力している。

白い石に関する一説は、分不相応な者が、無罪放免を得る事を表わしている。
もうひとつの説は、熱心に神様にお仕えするなら、豊かな報酬を受ける事を表わしている。

イエス様を信じて救われているなら、人は新たな人生を生きる事ができる。
それは、白い石に書かれた新しい名前をもらうのに似ている。
つまり、私達は完全に赦されたのだ。

God Bless You!!

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