2014年1月27日(月)

『主は彼に言われた、「安心せよ、恐れるな。あなたは死ぬことはない」』士師記6章23節


小さい頃、初めて釣りをした時の事を思い出す。
釣り針に餌をつけようとした時、ギョッとして凍り付いた。
その餌は、何と生きたミミズで、そのまま針に付けなくてはいけなかったからだ。
私は、恐れのあまり、結局釣りをする事はできなかった。

恐れは、時々大人も凍り付かせてしまうものだ。
ミデヤン人に見つからないようにと隠れて小麦を打っていたところへ、神様の使いが来た時、ギデオンは恐れたに違いない。

御使いは、神様の民を導いて戦うために、神様が彼を選ばれたのだと言った。

ギデオンの応答は、どうだったのだろう。
何と彼は、自分には、到底そんな事はできないと、即座に拒絶している。
だけど神様は、「わたしはあなたといっしょにいる」と約束し、彼を励ましてくださった。

ギデオンは、なおも恐れて、神様が自分を用いてイスラエルを救うという約束のしるしを求めた。
神様は、そんなギデオンの望みに答えられた。
その結果、イスラエル人は戦いに勝利し、その後40年の平安を得た。

私達は、小さな事ではミミズ、大きい事では戦争といった様々な恐れを持っている。
だけど、ギデオンの話は、神様が私達に行動するように求められたなら、それに見合った強い力を与えてくださる事を教えてくれているんじゃないだろうか。

私達は、ギデオンのようにしるしを求める必要はない。
神様の約束は、聖書の中に満ちているのだから。

God Bless You!!