2014年1月23日(木)
『主はまた言われた、「わたしは、エジプトにいるわたしの民の悩みを、つぶさに見、また追い使う者のゆえに彼らの叫ぶのを聞いた。わたしは彼らの苦しみを知っている』出エジプト記3章7節
苦労していたり、悲しい目にあったという時、誰かが「逆境から良いものが生まれますよ」と言ったら、気分を害するかも知れない。
神様の約束を信じなさいと、善意で励ましたのだとしても、その人は、無神経だとか、非現実的だと感じるかも知れない。
同じような事が、神様がイスラエルをエジプトから救出しようと働かれている時に起こった。
私の民を解放せよという神様の命令に、パロは逆らい、心を頑なにし、奴隷だったイスラエル人の仕事を増やして、レンガ用のわら集めまで強いたのだ。
イスラエル人は、とても落胆し、神様が彼らの叫び声に耳を傾け、自らが所有できる地に必ず連れて行ってくださると、モーセが説得したにも関わらず、それを信じる事ができなかった。
時には、苦痛や恐怖が耳を塞ぎ、神様の希望の御言葉が聞こえない事がある。
だけど、そのような時でさえ、神様は私達に語り続けておられる。
そして、私達のために働き続けておられる。
それは、まるで、ご自分の民をエジプトから解放された時のように。
私達は、神様の憐れみと愛情深い助けを経験するにつれ、神様の声を再び聞き始める。
そして、少しずつ、傷は癒えていく。
神様の臨在を感じない時でも、神様の愛は私達を取り囲んでいる。
God Bless You!!
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