2014年1月17日(金)

2014年1月17日(金)


『シオンの娘よ、大いに喜べ、エルサレムの娘よ、呼ばわれ。見よ、あなたの王はあなたの所に来る。彼は義なる者であって勝利を得、柔和であって、ろばに乗る。すなわち、ろばの子である子馬に乗る』ゼカリヤ書9章9節


イエス様が、ロバに乗ってエルサレムに入られた日を、シュロの日曜日と呼ぶ。
その時、イエス様は、ご自分がイスラエルの王である事を人々に示された。

もし、駿馬に乗って来られたら、もっと堂々とした王に見えた事だろう。
だけど、このお方は謙った姿で、ロバに乗って来られるというのが、ザカリヤの預言だった。

というのは、東方の王達は、平和な用件の時には、ロバに乗って来た。
馬は、戦いに出る時に乗るものだった。

ローマからの解放と世俗的な豊かさを願っていた群衆は、イエス様を見て「ホサナ。いと高き所に」と叫んだ。
だけど、数日後には、群衆の叫びは「十字架につけろ」に変わっていた。

イエス様を信じると言っている人の中には、イエス様を罪人の救い主だと認めない人もいる。
だけど、罪の問題が克服されない限り、私達の本当の必要が満たされたとは言えない。

だからイエス様は、辱められ、苦しめられて殺される事を十分知りつつ、ロバにまたがり、十字架に向かってエルサレムに入られたのだ。
そして、私達の罪の代価を払ってくださり、神様の御座の右に高く上げられた。

イエス様は、王の王、主の主として、再び地上に来られる。
十字架が先にあり、王冠が続く。

イエス様が、この世で十字架を負ってくださらなかったら、誰も天国で王冠をかぶる事はできなかっただろう。

God Bless You!!

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