2014年1月15日(水)
『「家へ帰って、神があなたにどんなに大きなことをしてくださったか、語り聞かせなさい」。そこで彼は立ち去って、自分にイエスがして下さったことを、ことごとく町中に言いひろめた』ルカによる福音書8章39節
ふたりの若者がいた。
ひとりはクリスチャンで、もうひとりは違っていた。
ふたりは幼馴染だった。
ある時、クリスチャンでない若者が船で長旅に出る事になった。
クリスチャンの青年は、友人が出発する前に福音を伝えなければと思い、「桟橋に行く途中で話そう」と心に決めていたけれど、桟橋に着いても何も言わなかった。
そこで、停泊中の船に一緒に乗って、「船室に荷物を運ぶのを手伝って、部屋で話そう」と思ったけれど、ポーターが荷物を持って行ってしまい、船室には行けなかった。
そこで彼は、「静かな場所を見つけて、船が出る前に絶対に話さなければ」と思った。
と、その時、出航時間になったので、見送りの方は降りてくださいという、アナウンスがあった。
結局、彼は福音を伝える事ができなかった。
2ケ月後、その友人が異国の地で死んだとの知らせを受けた。
多くの悪霊につかれていた男性が、イエス様によって癒された話が、ルカによる福音書に記されている。
彼は、感謝の気持ちから、イエス様のお供をしたいと願ったけれど、イエス様は「家へ帰って、神があなたにどんなに大きなことをしてくださったか、語り聞かせなさい」と言われた。
この御言葉を、心に留める必要はないだろうか。
まだ救われていない家族は、いないだろうか。
まだ、福音を伝えていない友はいないだろうか。
明日の保証は、誰にもない。
私達に与えられている時間は、「今」だけなのだ。
God Bless You!!
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