2014年1月11日(土)

2014年1月11日(土)


『試錬を耐え忍ぶ人は、さいわいである。それを忍びとおしたなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう』ヤコブの手紙1章12節


誘惑が、ぐぐっと迫ってきて、前後の見境がなくなってしまった経験はないだろうか。

たとえば、噂話は駄目だとわかっていても、聞いてしまったら誰かに話したくてうずうずしたり、良識的な判断や相手に対する敬意を失ってしまったというような事だ。

これは、ほんの一例に過ぎないけれど、アダムとエバは、そのような問題に直面した。
ひとつの植物に気を取られて夢中になったばかりに、エデンの園全体が見えなくなってしまったのだ。

それが、どれほど高くついたか、考えてみよう。

エデンの園は、彼らのために特別に造られた。
その中には、悪や試練、病や死はなかった。
創造主が、共にいてくださった。
だけど、禁断の木の実を食べるという事だけのために、何もかも手放してしまったのだ。

彼らの間違いが、今も尚、私達を悩ましている。
誘惑という、たった一本の木のために、神様の恵みという森全体が見えなくなる事が、どれほど頻繁にあるだろう。

その瞬間は、誘惑に圧倒されて抵抗が難しく、屁理屈をこねて正当化しようとする。
だけど、アダムとエバが、どれほど多くを失ったかを思い出して欲しい。
そして、心を御言葉の真理で満たし、常に聖霊様の強さと導きを求めよう。
そうすれば、束の間の楽しみじゃなく、永続的な神様の恵みを経験するだろう。

誘惑にどのように対応するかが、私達の人格を築くか、壊すかを決定する事を忘れてはいけない。

God Bless You!!

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