2013年2月25日(月)
『わたしたちは祈の時にあなたがたを覚え、あなたがた一同のことを、いつも神に感謝している』テサロニケの第一の手紙1章2節
ある男の子がこんな話をした。
食事の後の家庭礼拝で、その子の父親は息子のためにお祈りをしたけれど、彼がしたいたずらの数々を口にした。
そのすぐ後で、この男の子の母親は、息子のすすり泣きを耳にした。
どうしたのかと尋ねると、彼は涙声で訴えた。
「お父さんはいつだって、良い事をしても、絶対にほめてくれないんだ」
この話は、私達の多くに共通する欠点を浮き彫りにしている。
私達は、人の長所よりも欠点に捕らわれがちなのだ。
だけど、パウロはそうじゃなかった。
彼はいつも人々の良い所を見つけては良く褒めている。
勿論、彼らに欠点がなかったわけじゃないけれど、パウロの言葉にどれだけ励まされたかわからない。
非難し合うよりも、互いに認め合う事の方が、はるかに尊い事なのだ。
だから、誰かの良い所に気付いたら、きちんと伝えよう。
叱る事はとても大切だけれど、褒める事はもっと大切な事だ。
言わなくてもわかるだろう。
そう思っている間に、伝えるべきチャンスを失ってしまうかも知れない。
だから、きちんと伝えよう。
ありがとうを言おう。
ごめんなさいを言おう。
私達のたったひとつの言葉は、大きな励ましとなって広がっていくだろう。
God Bless You!!
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