2013年10月5日(土)

2013年10月5日(土)


『時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい』創世記12章1節


人生は、計画通りにいかないものだ。
そこには、予期せぬ回り道や軌道修正がつきものだ。

アブラハムとサラは、その通りだと言えるだろう。
この夫婦が、そろそろ隠居を考えていた時、それは起こった。
彼らが描いた人生の設計図に、神様が手を入れられたのだ。
その時神様が、アブラハムに語られたのが、今日の御言葉だ。

というわけで、この老夫婦は自分達の天幕をたたみ、神のみぞ知る目的地へ旅立った。
だけど、神様は出発しなさいと命じられたけれど、地図を渡してはくださらなかった。
二人に要求されたのは、神様を信じて出発する信仰だけだった。

こうして彼らは、見知らぬ土地に旅立ち、想像した事もない冒険をする事になる。
神様はアブラハムを大いなる国民の父となるために、息子を与えると約束されたけれど、それが成就するまで、彼を目的もなくふらふらと旅をさせられた訳じゃない。
神様は、アブラハムに対するはっきりとした目的を持っておられた。
そして、私達ひとりひとりにも、神様はオリジナルでユニークな目的を持っておられる。

神様は、私達の人生に夢にも思わない形で介入され、その旅路を導かれるかも知れない。
私達は、変化を嫌うけれど、どうも神様は大冒険がお好きなようだ。

God Bless You!!

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