2013年10月21日(月)

『イエスは言われた、「よく聞きなさい。取税人や遊女は、あなたがたより先に神の国にはいる』マタイによる福音書21章31節


人間の様々な欲求は、神様を渇望している証拠でもある。
神様に縁がないように見える人でさえ、その人が思う以上に神様に近い場所にいる時がある。

だけど、人は誰でも、自分は尊い目的のために造られたと知りながらも、簡単に身をおとしめてしまう。
そうして、人間としてあるべき姿から離れていくのだけれど、自分でもその事がわかっているのだ。

こんな事ではいけないと、良心に呵責を感じながらも、その気持ちをパリサイ人達のように偽善で覆い隠したり、その気持ち自体を無視したりする人もいる。

一方で、人生に迷ってしまったと認める人達もいる。
そんな微妙な思いに目を向けているなら、その思いが私達を神様のみともに引き寄せてくれるだろう。

パスカルは言っている。
「私達の心には、神だけが埋められる、神の形の空洞が開いている」と。

God Bless You!!