2013年10月1日(火)
『誇る者は主を誇るべきである』コリント人への第二の手紙10章17節
チンパンジーの習性について、とても興味深い報告がある。
彼らは、群れで最も序列の低いチンパンジーが過激な行動をとって、群れのボスになりあがった様子を観察したという。
一匹のチンパンジーは、空の灯油缶と重い鉄の箱を使って、群れを牛耳るようになった。
大声でわめきながら、金属の箱をガンガン叩いたり転がしたりすると、この騒々しい行動にみんなは恐れをなし、ボス猿は遂に、群れの支配権をこのチンパンジーに渡してしまったのだ。
不幸な事だけれど、教会でも同じような事が起こっている。
色々な行事を仕切る人が、最も注目され、尊敬される傾向があるからだ。
だけど、大きな行事を動かす事や、明るく目立つ性格が、その人が神様に祝福されている証しだとは限らない。
パウロは、上辺だけの事を見てはいけないと警告している。
奉仕を計る本当の物差しは、聖書の御言葉と一致しているか、自分じゃなくて神様の栄光が表わされているかどうかという事じゃないだろうか。
何をする時でも、主のためにしているかどうかを確かめなくてはいけない。
そして、誇る時はただ主だけを誇るべきだ。
自分とイエス様の両方を、同時に賞賛する事なんてできないのだから。
God Bless You!!
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